中国の主要出荷地から日本への輸送ガイド|地域別の費用と手順

出荷地によって何が変わるか

中国からの輸送費と所要日数は、工場がある地域によって変わります。同じ重量・同じ配送先でも、出荷地が違えば費用も納期も変わります。フォワーダーを選ぶ前に、自社の工場がある地域の特性を把握しておくことが重要です。

出港港が変わる

出荷地によって最寄りの港が変わります。港が変わると、使える便のスケジュールと運賃が変わります。東莞・深圳・広州は珠江デルタエリアの港(塩田港・蛇口港・南沙港・黄埔港)を使います。杭州・上海・寧波は長江デルタエリアの港(寧波港・上海港)を使います。

所要日数が変わる

出港港から日本の到着港までの航海日数は、出荷地によって1〜3日程度変わります。東莞・深圳・広州から大阪への航海日数は3〜5日程度。上海・杭州・寧波から大阪への航海日数は2〜4日程度です。東京向けはそれぞれ1〜2日長くなります。

費用が変わる

出港港と日本の到着港の組み合わせによって海上運賃が変わります。また工場から港までのトラック搬入費用も出荷地によって異なります。同じ重量でも出荷地によって数千円〜数万円の差が出るケースがあります。

主要出荷地ごとのガイド

東莞(DONGGUAN)

電子部品・家具・繊維・プラスチック製品の製造拠点。塩田港・蛇口港・広州港から出港します。日本へのリードタイムはトータルで10〜20日程度。DIGISHIPの料金例:埼玉県向け200kg / 4CBMで141,806円(オールイン・関税消費税別)。

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杭州(HANGZHOU)

アパレル・雑貨・電子部品・化粧品の製造拠点。アリババグループの本拠地でEC関連事業者が多い。寧波港・上海港から出港します。日本へのリードタイムはトータルで10〜18日程度。DIGISHIPの料金例:千葉県向け400kg / 6CBMで177,358円(オールイン・関税消費税別)。

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深圳(SHENZHEN)

電子部品・スマートフォン関連製品・IoT機器の製造拠点。塩田港・蛇口港から出港します。電子部品・バッテリー類は輸送規制の確認が必要です。日本へのリードタイムはトータルで10〜20日程度。

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広州(GUANGZHOU)

アパレル・家具・雑貨・食品関連の製造拠点。広州交易会(広交会)の開催地で、交易会前後は出荷が集中します。南沙港・黄埔港から出港します。日本へのリードタイムはトータルで10〜20日程度。

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上海(SHANGHAI)

幅広い品目の製造・流通拠点。世界最大級のコンテナ港である上海港(洋山港・外高橋港)から出港します。日本向けの便が最も充実していますが、港混雑のリスクがある点は注意が必要です。日本へのリードタイムはトータルで8〜15日程度。

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寧波(NINGBO)

化学品・機械・プラスチック・繊維の製造拠点。杭州の工場が寧波港を使うケースも多い。世界有数の取扱量を持つ寧波港から出港します。日本へのリードタイムはトータルで8〜15日程度。

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出荷地が複数ある場合の対応

複数の工場から仕入れている場合、それぞれの出荷地から別々に輸送するか、一か所に集めてまとめて輸送するかの判断が必要です。

  • 出荷地が近い場合(例:東莞と深圳):一か所に集めてまとめて輸送する方がコストを抑えられるケースが多い
  • 出荷地が離れている場合(例:上海と東莞):まとめるためのトラック費用が高くなるため、別々に輸送する方が合理的なケースが多い
  • 複数サプライヤーの商品を一つのコンテナに集約する場合:バイヤーズコンソリデーションに対応しているフォワーダーを選ぶ

出荷地別の費用を確認する

出荷地・重量・配送先を入力するだけで料金の目安がわかります。複数の出荷地を比較したい場合も、それぞれ入力して確認できます。

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案件の条件を相談したい方へ

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