クーリエから卒業する方法|量が増えたときの次の輸送手段

このページは、クーリエ(DHL・FedEx・EMS等)を使って中国から継続的に仕入れており、物量が増えてきた法人・個人事業主向けです。月複数回・継続的に輸入している場合、早めに海上輸送への切り替えを設計しておくことで、送料の削減だけでなく輸送の仕組み化にも繋がります。

クーリエが割高になる重量ライン

DHL・FedEx・EMSは少量・緊急案件には便利なサービスです。ただし重量が増えるほど割高になります。

目安として、30〜50kgを超えたあたりから海上輸送との費用差が広がり始めます。100kgを超えると、クーリエと海上輸送の料金差は月単位で数万円〜十数万円になるケースがあります。毎月この差額を払い続けているなら、切り替えを検討するタイミングです。

「量が増えてきた」と感じているなら、まず直近3ヶ月の輸送重量と費用を確認してください。判断はそこから始まります。

海上輸送への切り替えで必要な準備

HSコードの確定

海上輸送で通関するには、輸入する商品のHSコードが確定している必要があります。クーリエはDHLやFedExが通関を代行してくれるため、HSコードを意識せずに使えます。海上輸送に切り替えると、自分でHSコードを確認する必要が出てきます。

HSコードが未確定のまま輸送すると通関で止まります。確認方法と注意点はこちらにまとめています。

インボイス・パッキングリストの整備

海上輸送では、インボイスとパッキングリストが正しく作られていることが通関の前提です。クーリエでは簡易的な書類で通っていたケースでも、海上輸送では記載内容の精度が求められます。品名・数量・単価・原産国・重量・容積が正確に記載されているか確認してください。

フォワーダーの選定

クーリエと違い、海上輸送はフォワーダーに手配を依頼します。フォワーダー選びで確認すべき点は以下です。

  • オールイン料金で見積もりを出してくれるか(後から追加費用が出ないか)
  • 出荷地に対応しているか
  • 通関込みで手配できるか
  • 進捗をオンラインで確認できるか

初めての海上輸送で詰まりやすいポイント

  • HSコードが決まっておらず通関で止まる
  • インボイスの記載ミスで書類を出し直すことになる
  • 港着後の国内配送が別手配になっており、総額が最後まで読めない
  • カット日を知らずに搬入が遅れ、次の便に回される

これらはすべて事前の準備で防げます。初回は余裕を持ったスケジュールで動かすことをおすすめします。

クーリエと海上輸送の費用比較

東莞(DONGGUAN)から埼玉県への輸送、200kg / 4CBMの場合の目安です。

  • クーリエ(DHL等):目安 250,000〜350,000円程度
  • DIGISHIP通常便:141,806円(海上運賃・通関・国内配送込み)

関税・消費税は別途発生します。実際の費用は品目・重量・配送先によって変わります。正確な金額は下のリンクから確認できます。

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切り替えのステップ

  • 直近3ヶ月の輸送重量と費用を確認する
  • HSコードを確定させる
  • インボイス・パッキングリストの記載内容を整備する
  • フォワーダーに見積もりを依頼する
  • 初回は余裕を持ったスケジュールで試験的に動かす

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